免許更新制度の期間はなぜ3~5年なの?

2019年01月10日


いざ、運転免許証を取得してみると、億劫になってくるのが、免許更新です。
しかし、運転免許証は、必ず、更新しなければいけません。
しかし、よく考えてみると、なぜ、更新期間は3~5年なのでしょうか。
そうなった背景には何があるのかを考察してみます。

この免許更新期間を遵守している日本は事故が少ない

日本の免許更新は3~5年となっています。
この状況は、海外と比較しても、更新頻度は高い部類に属しています。
例を挙げると、ドイツは一昔前まで、免許更新制度が存在せず、永久資格のひとつでもありました。
2013年にEU基準と合致させ、15年間の有効期限へと変更になりました。
しかし、日本と比較すると、期間が長いことは明白です。アメリカも、州によって、違いはありますが、ニューヨーク州では、8年となっています。
それでも、日本よりも長い期間が設定されています。
この違いの効果は、乗車事故数で如実に現れてきます。
日本は、高齢者の乗車中事故数が圧倒的に少ないのです。
ドイツでは、運転免許の有効期間が長いため、長期間に渡り、身体検査や運転適性試験もゼロであるため、乗車中事故が多発しています。
日本の10万人あたりの乗車事故比率は、先進国の中でも、最小比率です。
3~5年の免許更新制度であることのメリットがここに現れています。

免許更新期間が3~5年であることの背景には、高齢者に関わらず、事故防止の意味が隠されているということになります。

肉体機能の変化を定期的にチェックする期間

人間は加齢すると、肉体機能は低下していきます。
この事実は、運転中の安全に直結しているといっても、過言ではありません。
日本の免許更新制度は、この肉体機能の変化を定期的にチェックするために、3~5年という期間を設けているということになります。特に、70歳以上の高齢者には、3年という期間の免許更新と高齢者講習を受講する義務があり、講習と教習を通過することが、免許証更新時の義務として課されている事実が存在します。
日本の免許更新制度は、命を守るという点で大きな役割を果たしているのです。
長期間の更新がないことによる弊害は残してはいけません。
高齢化だけではなく、一般の運転者も、視力、聴力、疾病や受傷による身体機能の低下は、いつ、発生するのかは予測不可能ですし、年齢を問わすにいつでも、起こりうることです。
そう考えてみると、定期的な免許更新制度で、免許取得が可能な身体状況であるのかというチェックは必要であると考えることが出来ます。
安全は、何事にも代えることの出来ない大切なものなのです。

3~5年という期間は安全を構築する上で大切な期間

ただ、運転者としても、現在の自分の状況を把握した上で、公道を走行するということは、安心感が芽生えることには、間違いはありません。
ただ、そのことに気付かず、免許更新を億劫に感じている部分は存在します。
青い運転免許証を持っている方でも、更新期間が3年という方がいます。
それは、年齢を問わず、違反運転者です。
スピード違反やシートベルト装着義務違反などの軽微な違反を犯した方です。
この場合においても、免許更新に3年間という期間が設けられるわけですから、いかに、日本は、安全を大切にしているかが把握出来ます。
日本における免許更新制度の期間がなぜ、3~5年なのかという疑問の答えは、肉体機能の定期的なチェックと共に、そこから、安全を構築していくということとなります。
非常に大切な期間と言えるでしょう。免許更新を受け、安全に公道を走ることが可能なのかを定期的にチェックすることが必要です。
免許更新には、そのような意味も含まれています。

まとめ

免許更新期間が、なぜ、3~5年間なのかということに疑問を持たれている方も多いと思われますが、運転時の安全に直結する肉体機能の定期的なチェックも兼ねているからです。
交通事故を減少させ、安全性を構築していくためには、短期間での免許更新が必要不可欠です。
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